
前編では、フォルダを2つに分けるところから、ブログの土台を組み、記事より先に固定ページを3枚つくるところまでを書きました。
後編は、この日いちばん頭を抱えた場面からです。
「ドメイン」「DNS」の三連発でパンクする
ここまでは順調でした。GitHubというサービスに上げると、無料でネット上に公開できます。ただ、最初にもらえるURLは、やたら長くて覚えられない無料の住所です。
そこでクロさんに「ちゃんとした自分の住所(独自ドメイン)にしませんか」と勧められました。ここからが本番です。
「ドメイン」「DNS」「レジストラ」。知らない言葉が立て続けに出てきて、頭が一瞬フリーズしました。正直、一人だったらこの時点でそっとパソコンを閉じていたと思います。
ここで効いたのが、クロさんとのやりとりの仕方でした。とにかく、間違ったことをするのが怖い。だから一手ごとに、いちいち確認しながら進めました。
新しい画面が出るたびに不安になって、その画面をスクリーンショットに撮り、クロさんに見せて聞く。これを一画面ずつ、ひたすら繰り返しました。
このページが開いたんだけど、どこを押したらいい?
そのスクショですね。右上の「設定」から進んでください。
次のページに行ったよ。ここには何を打ち込むの?
その欄に、この数字をそのまま入れてください。
だいたいこんな調子です。専門用語で説明されても分からないので、「今どこを押すか」「何を打ち込むか」だけを、一つずつ確かめていく。分かっているから聞くのではなく、間違えるのが怖いから、念のため全部聞く。そんな進め方でした。


そうやって少しずつ、ムームードメインというところで ai-yokubari.com を取得し、DNSの設定という画面で、言われるがままに数字の羅列(Aレコードというものを4つと、wwwの設定)を打ち込んでいきました。
自分が今、何をしているのかは、正直あまり分かっていませんでした。

正直に白状すると、このDNSというのが何をしているのか、今でもちゃんとは説明できません。ただ、「この住所に来たら、このサイトを見せてね」という案内係のようなものらしい、というところまでは分かりました。
いちばん緊張したのは、つながるのを待つ時間
一番緊張したのは、設定が反映されるのを待つ時間です。ネットの住所は、変更してもすぐには行き渡らず、少し待つ必要があるのだそうです。
「本当につながるのか?」「打ち込んだ数字、どこか間違ってないか?」と、何度もページを開き直しました。しばらくして、自分のドメインでブログが表示されたときは、思わずガッツポーズが出ました。

調子に乗って見た目をいじる
つながってしまえば、あとはお調子者の本領発揮です。見出しは丸っこいゴシック、区切り線は工事現場の安全テープ風。飼い猫のジンとニック、それに自分をモデルにしたイラストも入れました。
ちなみに自分のイラストは、お願いして少し可愛めに——正直に言うと、だいぶ盛り気味に可愛く仕上げてもらいました。実物との差は、そっと見逃してください。背景にはうっすら肉球を散らしています。
中身の記事がまだほとんどないのに、見た目だけは一丁前になりました。順番が逆な気もしましたが、テンションが上がって手が止まらなかったので良しとします。

かかったお金は、年1,500円だけ
かかったお金は、ドメイン代のおよそ年1,500円だけ。サーバー代はかかっていません。かかった時間は、実質一日です。

できるようになったこと、まだ分かっていないこと、両方あります。サイトを組んで公開するところまでは、クロさんと一緒ならたどり着けました。
一方で、DNSの中身は今も説明できないし、言われた通りに打ち込んだだけの部分もたくさんあります。それでも、動くものが目の前にできてしまった。
この「わけは分からないけど、できた」という感覚が、非ITのおじさんには一番効きました。
前回も書きましたが、丸ごと任せるのでも、全部自分でやるのでもなく、二人三脚くらいの距離感が、今の僕にはちょうどいいようです。
案内してもらいながら、要所は自分で「これでいいのか?」と聞き返す。その繰り返しで、気づいたら一日でここまで来ていました。

熱の置き場所が、できました
こうして、熱の置き場所ができました。土台ができたということは、ここからが本当の実験です。
じつは今、このブログとは別の場所で、もう一つ実験を始めようとしています。AIを自分専用のダイエットトレーナーにする、という企画です。
そちらの話は、また近いうちに別のシリーズでお届けします。(追記: AI×運動しないダイエットとして始まりました)
次回もまた、四苦八苦する姿をそのまま書くつもりです。嫌な予感はしますが、たぶん大丈夫です。
次回へ続く