黒板の前で、ツイードのジャケットを着て指し棒を持った丸眼鏡の黒猫クロさんが先生として立っている。黒板には白い文字で「Claude Codeの始め方——VSCodeを日本語にして、最初の1回を動かすまで」「Claude Code入門 第1回」と書かれている

Claude Codeの始め方|非ITの48歳がVSCodeを日本語にして動かすまで

AIの始め方

非ITのClaude Code入門第1回

目次
  1. 1. VSCodeを入れる
  2. 2. 画面を日本語にする
  3. 3. Claude Codeを入れる
  4. 4. アカウントとつなぐ
  5. 5. 作業場のフォルダを作って開く
  6. 6. 「制限モードになっています」と出ます。壊れていません
  7. 7. 最初の仕事を頼む
  8. 次にやること

Claude Code(クロードコード)は、頼んだ作業をパソコンの中で実際に手を動かしてやってくれるAIです。僕はこれに「クロさん」という名前を付けて、ブログの相棒にしています(AIの相棒・クロさん)。

この記事は、そのClaude Codeをパソコンに入れて、最初の仕事を1つ頼み終えるまでの手順です。書いているのは48歳、土木一筋30年、IT・プログラミング経験ゼロの会社員です。2026年7月5日にYouTubeの動画を見ながらこの手順をやって、以来1か月、毎日使っています。

先に正直に書いておきます。僕はこの作業のどこにも詰まりませんでした。「非ITの自分にできるだろうか」と不安な人にこそ、その事実を伝えたくてこの記事を書いています。そもそも何ができるようになるのか、実例を先に見たい人は非エンジニアができること7選をどうぞ。

なお、Claude Codeの入り口はVSCodeのほかにもいくつかあると公式のドキュメントに書いてありましたが、この記事は僕が実際にやったVSCode版だけを書きます。画面は説明用に2026年8月3日に撮り直したものです。この手のソフトは見た目がよく変わるので、細かい部分が違っても慌てないでください。

Macでも手順はほとんど同じだそうです。違うのはVSCode本体の入れ方くらいで、Macはインストールの画面が出ず、ダウンロードした「.dmg」というファイルを開いて、中のアプリを「アプリケーション」フォルダにドラッグし、そこから自分で開きます(VSCode公式のMac向けの説明)。

この記事で通る道のりの図。見出しは「この記事で通る道のり」、その下に「上から順に7つ。ここまでで、プログラミングの言葉は1つも打ちません。」。1 VSCodeを入れる(公式サイトから)、2 画面を日本語にする(拡張機能で「japan」を検索)、3 Claude Codeを入れる(拡張機能で「claude」を検索)、4 アカウントとつなぐ(有料プランのアカウントでログイン)、5 作業場のフォルダを作って開く(練習用の空フォルダで)、6 そのフォルダを信頼する(アイコンはここで出てくる)、7 最初の仕事を頼む(ふつうの日本語で打つ)の7つが縦に並んでいる。下にノートパソコンを持った僕のイラストと「2026年7月5日に、動画を見ながらこの順でやりました。どこにも詰まりませんでした。」という一言

1. VSCodeを入れる

VSCodeは、Microsoftが無料で出しているソフトです。僕は道具箱だと思って使っています。この道具箱に、あとからClaude Codeという道具(拡張機能)を入れます。

  1. ブラウザで「VS Code」と検索して、公式サイト(code.visualstudio.com)を開きます

  2. ページ右上の「Download」を押します

ダウンロードページのWindowsの箱だけを拡大したもの。「Windows」の見出しの右に「YOUR OS」という青い印があり、その下の大きな青い「Windows」ボタンがオレンジ色の枠で囲まれている。さらに下に「Requires Windows 10 or 11 (64-bit)」と「OTHER DOWNLOADS」の選択欄

  1. 自分のパソコンに合う、大きな青いボタンを押します

    Windowsなら、ここは迷いません。押すボタンは実質1つで、自分のパソコン用のものが「YOUR OS」(=あなたのパソコン用)という印付きで青く光っています。僕はWindowsなので、「Windows」の青いボタンでした。

  2. ダウンロードされたファイルをダブルクリックします

  3. インストールの画面を進めます

    規約に同意して「次へ」で進めるだけです。途中の設定は変えなくて大丈夫でした。

ここまでできていれば、VSCodeが起動して、メニューが英語の画面が開いています。

2. 画面を日本語にする

英語のままのVSCodeのメニューバーを拡大したもの。左端のVS Codeの印に続いて「File」「Edit」「Selection」「View」「Go」「Run」「Terminal」「Help」と英語だけが並んでいる

開いた直後はこういう全部英語の画面です。引き返したくなりますが、ここからすぐ日本語になります。

  1. 拡張機能の一覧を開きます

    左端の縦のバーにある、このアイコン 四角いブロックを組み合わせた形の、VSCodeの拡張機能のアイコン です。上から5番目です。

  2. 一番上の検索欄に「japan」と打ちます

拡張機能で「japan」と検索した結果を拡大したもの。1番目の「Japanese Language Pack for Visual Studio Code/日本語/Microsoft」がオレンジ色の枠で囲まれ、これが正解。3番目の「Japanese (Japan) language…」も作者はMicrosoftだがマイクのアイコンが付いた別物で、灰色の枠で囲まれている。間に無関係な「Monokai-Japan Theme」が挟まっている

クロさん

似た名前がずらりと並ぶうえ、少し下の「Japanese (Japan) language support …」は、作者が同じMicrosoftなのに別物で、入れても画面は日本語になりません。名前だけでは似た物と迷い、作者名だけでは別物をつかんでしまう、という画面なんです。だから名前と作者、2つセットで確かめます。

  1. 名前と作者がそろったものを選びます

    名前が「Japanese Language Pack for Visual Studio Code」(説明のところに「日本語」と書いてあるもの)で、かつ作者が「Microsoft」でチェックマーク付きのもの。この2つがそろったものを選びます(僕の画面は入れたあとの撮り直しなので「Install」ボタンが消えていますが、初めての人にはボタンが出ます)。

  2. 青い「Install」を押します

  3. 右下に案内が出たら、その青いボタンを押します

    言語を切り替えて再起動するかを聞く小さな案内です。VSCodeが再起動して、日本語になります。

案内が出なかった場合は、こうします。

英語のVSCodeでCtrl+Shift+Pを押し、「>display」と打ち込んだ画面の拡大。候補の1番目「Configure Display Language」がオレンジ色の枠で囲まれている

案内が出なかったときの回り道

  1. キーボードで「Ctrl+Shift+P」(Macは⇧⌘P)を押します

    画面の上に入力欄が出ます。

  2. 「display」と打ちます

  3. 出てきた「Configure Display Language」を選びます

  4. 「日本語」を選ぶと、再起動して日本語になります

日本語になったVSCodeで同じ操作をした画面の拡大。「表示言語を構成する/Configure Display Language」という候補がオレンジ色の枠で囲まれている

日本語になったあとで同じ操作をすると、この画面になります。英語に戻したいときも同じ手順です。つまり、失敗してもやり直せる操作なので、安心して進めてください。

ここまでできていれば、メニューが「ファイル 編集 選択 表示…」と日本語になっています。

3. Claude Codeを入れる

  1. さっきと同じ拡張機能のアイコンを押します

    四角いブロックを組み合わせた形の、VSCodeの拡張機能のアイコン これです。日本語で「拡張機能」になっています。

  2. 検索欄に「claude」と打ちます

拡張機能で「claude」と検索した結果を拡大したもの。1番目の「Claude Code for VS Code/作者Anthropic」がオレンジ色の枠で囲まれ、これが正解。その下に「Chat for Claude Code(作者Andre Pimenta)」「Claude Fable 5, GPT-5…(作者Sixth)」「Claude Code Assistant(説明にUnofficialと書かれている)」など、作者がばらばらの別物が続いている

  1. 「Claude Code for VS Code」(作者Anthropic)を選びます

    ここも紛らわしい名前がずらりと並びます。「Chat for Claude Code」「Claude Code Assistant(Unofficial=非公式、と書いてあります)」「Claude Code YOLO」——どれも今回入れたいものとは別物です。正解は「Claude Code for VS Code」で、作者が「Anthropic」でチェックマーク付きのもの。AnthropicはClaudeを作っている会社そのもので、この画面でAnthropicと書いてあるのは1つだけなので、こちらは作者名を見れば間違えません。

  2. 「インストール」を押します

拡張機能を見分けるときの2つの条件をまとめた図。見出しは「拡張機能は『名前』と『作者』の2つで見分ける」、その下に「押す前に確かめるのはここだけです。」。はてなマークの絵とともに「検索すると、似たような名前がずらりと並びます。どれも同じものに見えます。」。続いて「① 名前」「② 作者」と書かれた2つの黒い帯。上の枠は日本語にする拡張機能で、名前は「Japanese Language Pack for Visual Studio Code(説明のところに『日本語』)」、作者は「Microsoft(チェックマーク付き)」。注意書きとして「少し下の『Japanese (Japan) language support …』も作者は同じMicrosoft。こちらは別物で、入れても画面は日本語になりません。作者名だけでは決められません。」。下の枠はClaude Codeの拡張機能で、名前は「Claude Code for VS Code」、作者は「Anthropic(チェックマーク付き)」。「この画面でAnthropicと書いてあるのは1つだけなので、こちらは作者名を見れば間違えません。」

4. アカウントとつなぐ

ここだけ画像がありません。僕はもうログインを済ませてしまっていて、同じ画面をもう一度出せませんでした。文章だけで書きます。

僕のときは、インストールのあとサインインを求められて、ブラウザが開き、Claudeのアカウントでログインして許可すると、VSCodeに戻ってつながった——という流れでした。有料プランのアカウントでログインすれば完了です。アカウントをまだ持っていない場合は、先にClaudeのサイトで作っておいてください。

5. 作業場のフォルダを作って開く

次に、Claude Codeに働いてもらう場所を作ります。「フォルダを開く」というのは、AIに作業場の鍵を渡すことです。AIは鍵を渡した部屋の中のものを見て働く——僕はそう理解して使っています。だから最初は、大事なものが入っていない練習用の空フォルダを1つ作るのが安心です。

  1. デスクトップに、練習用のフォルダを1つ作ります

    何もないところを右クリックして、「新規作成」→「フォルダー」を選びます。名前は何でも大丈夫です。僕は「AIの練習」にしました。

  2. VSCodeに戻って、左上の「ファイル」→「フォルダーを開く」を押します

「フォルダーを開く」ダイアログの拡大。フォルダの一覧の中で「AIの練習」の行がオレンジ色の枠で囲まれ、右下の「フォルダーの選択」ボタンも同じくオレンジ色の枠で囲まれている

  1. いま作ったフォルダを選んで、「フォルダーの選択」を押します

6. 「制限モードになっています」と出ます。壊れていません

フォルダを開いた直後に画面の上に出る細いバーの拡大。盾のマークのあとに「制限モードは、安全なコード参照のためのものです。すべての機能を有効にするには、このフォルダーを信頼します。」と書かれ、その右にある「管理」のリンクがオレンジ色の枠で囲まれている。さらに右に「詳細情報」

フォルダを開いた直後の画面がこれです。上に「制限モードは、安全なコード参照のためのものです。すべての機能を有効にするには、このフォルダーを信頼します。」という細いバーが出ています。

そして、ここが今日いちばん大事なところです。左のバーに、Claude Codeのアイコンがありません。

さっき入れたのに、無いんです。「インストールに失敗したのか」と焦るところです。

クロさん

失敗していません。まだ信頼していないフォルダの中では、拡張機能がまとめて一時停止されているだけです。上のバーに「安全なコード参照のためのものです」とあるとおり、信頼すると決めるまでは道具を動かさない、安全のための作りになっています。信頼すれば、アイコンはちゃんと出てきます。

アイコンが消える理由を説明した図。見出しは「アイコンが無いのは、失敗ではありません」、その下に「ここが今日いちばん大事なところです。」。上は驚いている僕のイラストと「さっき入れたのに、左のバーにClaude Codeのアイコンがありません。『インストールに失敗したのか』と焦るところです。」という吹き出し。下向きの矢印のあと、黒い帯に「失敗していません。まだ信頼していないフォルダの中では、拡張機能がまとめて一時停止されているだけです。」。いちばん下は3つの箱が下向きの矢印で縦につながっていて、上のバー「管理」を押す、出てきた画面 青い「信頼する」を押す、左のバー 線が放射状に伸びた印が現れる(3つ目の箱には、実物のClaude Codeのアイコンの絵も添えてある)

  1. 上のバーの「管理」を押します

「制限モードになっています」の画面から、大事な3か所を抜き出して縦に並べた図。上は盾のマークと「制限モードになっています」という見出し。真ん中は青い「信頼する」ボタンで、オレンジ色の枠で囲まれている(下にCtrl+Enterの表示)。下は赤いバツ印の付いた「19 拡張機能 が無効になっているか、機能の制限があります」の行で、こちらもオレンジ色の枠で囲まれている

  1. 「制限モードになっています」という画面が出ます

    右の列には「19 拡張機能 が無効になっているか、機能の制限があります」とあります(19という数は僕の環境のもので、入れている拡張機能の数によって変わります)。

  2. 青い「信頼する」を押します

信頼したあとの画面の拡大。盾のマークとともに見出しが「このフォルダーを信頼します」に変わり、その下に「ワークスペースに信頼が付与されているため、すべての機能が有効になっています。」「[設定の構成] (command:workbench.trust.configure) または 詳細情報。」と書かれている

  1. 見出しが「このフォルダーを信頼します」に変われば完了です

    右上の×でこの画面を閉じます。

左端の縦のバーを、信頼する前と信頼した後で並べて比べた図。左(信頼する前)は拡張機能のアイコンの下に何も無い。右(信頼した後)は同じ位置に、線が放射状に伸びたClaude Codeのアイコンが現れていて、オレンジ色の枠で囲まれている

ここまでできていれば、左のバーに、Claude Codeのアイコン 線が放射状に伸びた形の、Claude Codeのアイコン が現れています。ひとつ前の画面と見比べると、増えているのが分かります。

7. 最初の仕事を頼む

  1. そのアイコンを押すと、Claude Codeの画面が開きます

    線が放射状に伸びた形の、Claude Codeのアイコン これです。ひとつ紛らわしい点があります。僕の画面では右端にも「チャット」という欄が出ていますが、あれはVSCodeに最初から付いている別のAI機能です。今回使うのはそちらではありません。

  2. 下の入力欄に、頼みごとをふつうの日本語で打ちます

    僕はこう打ちました。

    このフォルダにメモ用のテキストファイルを1つ作って

  3. Enterで送ります

    AIがフォルダの中を確かめてから、ファイルを作ろうとします。そこで手が止まって、こういう画面が出ます。

許可を求められている窓の拡大。「Allow write to(ファイルの場所)?」という問いの下に「1 Yes」「2 Yes, allow all edits this session」「3 No」の3つが縦に並び、1番目がオレンジ色の枠で囲まれている。その下に「Tell Claude what to do instead」という入力欄と「Esc to cancel」の一行も写っている

クロさん

これは、フォルダの中のファイルに実際に手を触れる直前の確認です。作業場の鍵は預かっていますが、実際に書き込む前には、勝手に進めずに1回ずつ手を止めて「いいですか」と聞くことになっています。だから、この画面が出るのは順調な証拠です。

  1. 3択の意味を読みます

    これが「これ触りますけどいいですか」の一言確認です。表示は英語ですが、3択の意味はこうです。

    • 1 Yes …… 今回だけ許可します
    • 2 Yes, allow all edits this session …… この会話の間は、書き込みをいちいち聞かずに進めてください、という意味です
    • 3 No …… やめてもらいます

    最初のうちは「1」を選んで、1回ずつ確かめながら進めるのが安心です。

3択の意味をまとめた図。見出しは「『これ触りますけどいいですか』の3択」、その下に「表示は英語ですが、意味はこの3つです。」。上は指し示している黒猫のクロさんのイラストと「フォルダの中を確かめました。ここにファイルを作りますけど、いいですか?」という吹き出し。下に3つの選択肢が並び、1 Yes は「今回だけ許可します。最初のうちはこれを選んで、1回ずつ確かめながら進めるのが安心です。」、2 Yes, allow all edits this session は「この会話の間は、書き込みをいちいち聞かずに進めてください、という意味です。」、3 No は「やめてもらいます。」

  1. 「1 Yes」を選びます

できあがった状態の拡大。上は左のファイル一覧で、「AIの練習」フォルダの下に「メモ.txt」が増えている部分がオレンジ色の枠で囲まれている。下はAIの報告で「メモ用のテキストファイルを作りました。」「メモ.txt — フォルダ AIの練習 の中」と書かれている

これで完了です。左の一覧に「メモ.txt」が増えて、「メモ用のテキストファイルを作りました」と報告が返ってきます。中身はタイトルと作成日、区切り線だけの空っぽのメモです。

小さな一歩ですが、これが「AIに頼んで、パソコンの中で実際に作業してもらう」の最初の1回です。ここまで、プログラミングの言葉は1つも打っていません。

次にやること

今日作った練習フォルダで、もう1つだけ頼んでみてください。たとえば「さっきのメモに、今日やったことを3行で書き足して」。また3択の確認が出たら、今度は2番の意味を思い出しながら選んでみてください。

ちなみに僕は、会話を「1件の用事につき1枚のメモ用紙」のように使っていて、用事が変わったら新しい会話にしています。この使い分けと、許可の設定、モデルの選び方は、次の記事(操作の基本)で書きます。

第1回のまとめと次回の予告の図。見出しは「ここまでが第1回です」、その下に「入れて、日本語にして、最初の1回を動かすところまで来ました。」。上の枠は「今回(第1回)入れて、動かすまで —— VSCode/日本語化/Claude Code/フォルダを信頼/最初の仕事」。下の枠は「次回(第2回)操作の基本 —— 許可の設定/モデルの選び方/会話の分け方」で、黒猫のクロさんの小さなイラストが添えてある。下は指差している僕のイラストと「次までの宿題は1つだけ。今日作った練習フォルダで、『さっきのメモに、今日やったことを3行で書き足して』。また3択が出たら、今度は2番の意味を思い出しながら選んでみてください。」